2025年度後援事業
五島美術館特別展「古染付と祥瑞―愛しの青(blue)―」開催記念シンポジウム
「古染付と祥瑞 研究の現状と課題」
日 時:2025年11月29日(土)10時30分~15時30分(10時開場)
開催趣旨:
本年は、古染付が景徳鎮民窯で焼造された天啓年間(天啓5年〈1625〉)から丁度400年の年にあたります。この記念すべき年に、五島美術館では特別展「古染付と祥瑞」を開催することにいたしました。各地のご所蔵者から作品をお借りして開催する古染付と祥瑞の展覧会は、昭和56年(1981)に横浜高島屋で開催されて以来、44年振りのことになります。
この特別展「古染付と祥瑞」の開催に合わせて、シンポジウムを開催いたします。日本では、古染付と祥瑞の愛好者が多いにも関わらず、研究対象とはなりにくく、過去に研究会もほとんど開催されていません。平成30年(2018)には、中国・景徳鎮市の唐英学舎において、17世紀前半に日本へ輸出された景徳鎮窯製品の展覧会とシンポジウムが開催されたように、中国では古染付と祥瑞への関心が高まっています。今回は、古染付と祥瑞の今日的な研究について四名の登壇者にご発表いただくとともに、今後の研究の更なる深化のため、活発な議論を行っていただきたいと考えています。また、このシンポジウムを機に、多くの方に、古染付と祥瑞の研究に興味を持っていただくことを願っています。
会 場:五島美術館 別館講堂 (配信はありません)
東京都世田谷上野毛3-9-25
東急大井町線(各駅停車)「上野毛」駅下車徒歩5分
定 員:150名(先着順、五島美術館友の会会員を含む)
参加者:東洋陶磁学会会員、五島美術館美の友会会員限定
参加費:1000円(レジュメ代)、展覧会観覧には別途入館料(団体料金1,200円)が必要
受 付:事前申込みは不要です。
当日10時より別館講堂の東洋陶磁学会窓口にて受付いたします。
本用紙をご持参のうえ、参加費(1,000円)をお支払いいただき、レジュメと参加証をお受け取りください。領収書が必要な場合はお申し出ください。
展覧会を観覧する場合は、併せて入館料(1,200円)をお支払いください。
主 催:公益財団法人 五島美術館
後 援:東洋陶磁学会
登壇者:善田のぶ代(帝塚山大学考古学研究所・附属博物館特別研究員)
堀内秀樹(東京大学教授)
新井崇之(町田市立博物館学芸員)
林 克彦(五島美術館学芸部長)
司 会:金沢 陽(東洋文庫研究員)
プログラム:
10:30~10:35 開会挨拶・趣旨説明 林 克彦(五島美術館学芸部長)
10:35~11:05 発表①
11:05~11:35 発表②
11:35~11:45 休憩(10分)
11:45~12:15 発表③
12:15~12:45 発表④
12:45~14:00 昼休憩(1時間15分)
14:00~15:00 討論
15:00~15:30 質疑応答
〔ご参加にあたってのご注意〕
本シンポジウムは五島美術館にて10月28日より開催する特別展「古染付と祥瑞―愛しの青(blue)―」の記念行事です。会場には五島美術館美の友会の会員も参加します。
当日は、開催中の特別展「古染付と祥瑞―愛しの青(blue)―」をご覧いただけます(入館料は別途必要となります。午前10時~午後5時、入館は午後4時30分まで)。
館内にカフェ等はございません。昼食は近隣の飲食店をご利用いただくか、ご持参ください。