Purpose
手作りの産業から1910年代に近代作家による「表現の工芸」が誕生して以来、その先頭切って他を領導してきた陶芸はきわめて多様で興味深い展開を見せてきた。特に戦後、オブジェと称される立体造形が登場して以来、現代美術との不断の交感など、その存在基盤を問われ続けてきた。産業、表現、現代美術、その多様な展開を後付け、その理論を考える。大きな被害をもたらした震災から復興を経て、立ち直ってきた笠間で、産業と表現の実例を検証しつつ、現代陶芸論を様々な角度から考察する。
Date
October 19 - 20, 2013
Venue
Ibaraki pref.