第47回大会 北海道における陶磁文化の歴史と特質、そして未来
趣 旨:
江別市セラミックアートセンターの開館二十五周年にあたり、小森忍の業績、北海道の東洋陶磁史研究の成果を集大成し、あわせて北海道陶芸の可能性を探る。古代から近代までの陶磁史研究について、各時代の研究者による最新の成果に基づく研究発表、および北海道ゆかりの現代陶芸作家の作陶活動の紹介を行い、さらに総合討論で今後の展望を検討する。見学会では、陶芸工房・煉瓦工場等を訪問し、北海道窯業における技術的課題や産業としての可能性について認識を深める。
開催日:
2019年7月19日(見学会)・20日・21日
2019年7月19日(見学会)・20日・21日
会 場:
江別市セラミックアートセンター、江別市野幌公民館
江別市セラミックアートセンター、江別市野幌公民館
発表者・演題:
〈基調講演〉
・「北海道陶芸の概況と本道における小森忍の軌跡」兼平一志
〈研究発表〉
・「北海道島における本州産須恵器の流通―5世紀~11世紀―」 鈴木琢也
・「奥羽から見た北海道島―12~14世紀―」 飯村 均
・「北海道島における陶磁器流通―12世紀~19世紀―」 関根達人
・「北海道における近代窯業の展開―箱館焼から小森忍まで―」 園部真幸
・「陶芸・新天地―北からの発信―」 中村 裕
・「江別での磁器制作について」 北川智浩
・「北海道から沖縄、そして千葉へ―自然と風土、故郷と制作について―」 高橋朋子
・「北海道の風土とやきもの」 下沢敏也